テンセグリティ構造から読み取る
人体の機能とパフォーマンス

当院が行っている、グラストンテクニック/ファシアスリックテクニック(FaST)でターゲットにしている『ファシア』に対するトリートメントを説明する際に、どうしても切り離せないのが、テンセグリティ構造です。

 

テンセグリティー(Tensegrity)とは、Tension(張力)とIntegrity(統合)という言葉を合わせた造語で、圧縮力と張力のつり合いによって構造が安定するシステムのことを指します。

 

圧縮材(動画の棒状の部分)のみの構造物は一定の強度を得ることはできますが、ここに柔軟性のある張力材(ゴムの部分)を組み合わせると、負荷が分散され、より大きな衝撃に耐えられる弾力性と安定性そして微妙なバランスコントロールを生むことができます。

全体が連動協働しているところは、見落としてはならないポイントです。

 

さて実は、人の身体もこれに似た構造をとっているってご存じですか?

 

骨が圧縮材、ファシア(筋、筋膜、腱、靭帯等の軟部組織)が張力材とイメージすれば分かりやすいかもしれません。

 

もし何かがきっかけで1箇所でも可動制限がかかれば、動きの連動性・連続性が途絶え、衝撃吸収力も激減、全体のバランスに歪みが生じ、最悪の場合、制限のかかっている箇所、あるいはそこから離れた関連箇所が壊れてしまうことがあります。

3本のゴムが切れると、もはや構造を維持することができなくなりました。
故障、ケガ(反復性スポーツ障害など)
一箇所のゴムが切れただけで弾力性・耐久力が激減し圧力に耐えられなくなっています
故障リスクの増大

多くのスポーツ障害や慢性症状などは、まさにこのようなメカニズムによって起きていると考えられます。

 

問題部位だけの治療や痛みのコントロールだけではなく、故障からの早期復帰や再発リスクを下げるためにはファシア全体の機能的連動性や連続性は見落としてはならない重要な部分となります。

ファシアの健全性および自由度(機能性、滑走性)の維持は、身体の安定性やバランスコントロール、身体運動の連動性・連続性、そして故障リスクの軽減などを考える上で欠かすことのできないもの

私がアスリートの皆さんにフルトリートメントをお勧めする理由はここにあります☝️

 

当院で行なうフルトリートメント(グラストンテクニック/ファシアスリックテクニック)では、張力材としてのファシアの自由度を高めることを重視していますので、ガッツリ痣ができるような筋膜の癒着剥がし(←以前はやっていました)や過剰刺激による筋膜リリース(←以前はやっていました)のような、組織損傷を作ったり強い痛みを伴うような施術(←以前はやっていました)は極力避けるようにしていますので、安心してご利用いただけます。

 

ちなみに、筋肉をターゲットにしたマッサージでは直後に筋出力が低下するそうなので運動前にはお勧めできませんが、グラストン/FaSTは筋出力に変化はなく、逆に機能性が高まるため、運動前に受けると効果的だという幾つかの研究報告があります☝️

(※機能性が変化するため、微妙な感覚を気になさるアスリートは、普段から定期的に受療していただき感覚を身体に落とし込んでおくと良いかもしれません)

 

ファシアの自由度(機能性・滑走性)の向上は、ハイパフォーマンスや故障リスク軽減、血流や体液循環の改善による組織の治癒促進など多くのメリットをご享受頂けるでしょう。

グラストン/FaSTによるフルトリートメントは、アスリートにとって必須のコンディショニングケアであると確信しています!

 

ご予約、お待ちしています!

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